2014年7月19日土曜日

G100sのレビュー(笑)を書く簡単なお仕事

じゃあ書きます。

Logicool G100s

の、レビューです。
僕も又聞きですんごいざっくりした説明しかできないんですが・・・

2011年の夏頃に発売したG100(日本未発売)の後継モデルで、2年後の2013年の8月に発売されました。前モデルとの変更点は、センサー周りと表面コーティングの改良です。
元々はRTS用途のゲーミングモデルとして発売され、韓国・中国ではそこそこ人気らしいです。
G100は2014年現在で3年前で比較的若いですが、形状的にはMX300(2002年発売)やG3LS(2006年発売)を系譜に持つ由緒あるマウスのようです。


スペックもざっくり書くんですが、

使用センサー:Avago AM010
トラッキング解像度:250~2500 DPI 50刻み(デバイスソフト未使用時 1000、1750、2500)
メインスイッチ:OMRON D2FC-F-7N(20M)
USBレポートレート:125Hz or 500Hz (デフォルト 500Hz)
データ転送フォーマット:16bit
本体サイズ:62.5(W)×116.75(D)×38.34(H)mm
重量:110g(※ケーブル含む。内部に設置された錘を外す事で、マウス単体69g)



形状については、カタログスペックの数値で見るとAbyssusやKinzuに近い数値なので小型マウスになると思います。
このマウスは特殊形状だと言われる事もありますが、実は持ってみるととても無難な印象を持つということがわかります。
そのキモになるのは、パッと見で分かるこの卵形状です。
最近のシンメトリマウスの主流は中間が窪んだひょうたん型です。
ひょうたん型は手にフィットし易いというメリットはあるのですが、窪みからお尻の曲線とマウスの横幅が合わないとフィット感が大きく落ちる、つまり持ち方や手の大きさが大きく影響するというデメリットがあります。
その点卵型は中間が一番膨らんでいるので、持ち方や手の大きさが影響し辛く、万人にとって無難な印象を与えます。少し強引な言い方をすれば、ひょうたん型に比べ、様々な持ち方ができると言えます。
また、お尻が膨らんでいないので手の中での取り回しもよくなっています。
サイドについては逆台形になっているので、本体の軽さと相まって持ち上げ易くなっています。




センサーについてはフラグシップセンサーを積んでいるわけではないので実用上限性能は低いです。パッドにも因りますが2m/s以下での使用が推奨といった所でしょうか?
ミドル~ハイセンシの運用であれば気にする事はない水準にあると思います。
むしろ上限性能さえ気にしなければ、
・1mm後半の使いやすいリフトオフディスタンス
・どの角度に動かしても破綻の無い高いトラッキング精度
等々、実際に使用する上で気になる部分についてはフラグシップセンサーより使用感が良いとさえ思える出来になっています。
体感ですが、直線補正はIE3.0やWMOに使用されているOS MLT 04の様な印象です。「無い」と分類されて結構です。




あとはクリックですね。これも良いです。
一般的なワンピースタイプなんですが、クリック後の沈み込みも少なく、荷重の軽さも相まってとてもクリックしやすくなっています。
また、マウス内部を見ると分かるのですが、ホイールがバネ状の脚に支えられるような構造になっているのでメインクリックに近い良好なホイールクリックになっています。
Logitech製品のゲーミングモデルは、クリックの反応速度がマウスの中でも特に早くなっているので、ゲームにおいてはより感覚的な操作が可能になるのでそこもオススメです。
FPSをされている方であればフリックショットのHit率が上昇するのではないでしょうか。
僕もXvideosの再生ボタンを押すまでが体感で38%向上しました。




その他工夫点については
まずマウス上面の耐水加工ですかね、サラサラですが手垢が付きません。つまり長時間手汗プレーしても感触がかわりません。股間に押し付けてみたんですが悪くない感触です。すげぇぜゴキブリ柄。
次に裏面センサー照射面周りの埃避け、いらないような気もするけど、中国や韓国のネカフェは汚いらしいですし、必要なんですかね。あと抜け毛が多い人とか。そう、僕みたいにね。
あとは内部を開いてわかる、メインクリック部に貼られたスイッチピン磨耗防止用のポリ板。
そして、プラスチックフレームを包む様に貼られたホイールラバーです。さり気に難しい処理をしている気がするんですが、何分カッターでホイールラバー破らないとわからない処理なので気にしないでください。でもこのお陰で滑りづらく凹まない良いホイールになってます。




そして最後に悪い点ですね。このマウスは良い点も多いですが、だからこそ目に付く事も多いです。
まずはケーブルが硬い
マウスの固定用プラスチックにグルグル巻きにされて梱包されているので、変な癖こそついていませんが、マウス本体が軽いので他のマウス以上にケーブルのテンションが気になります。
あと設定を保存するメモリがついてないのも大きく減点です。挿して5秒で即発射という童貞初体験的運用ができません。デバイスソフトウェアがないとデフォルト設定以外使えないというのは考え物です。
そして多くの人にとって最大のデメリットはサイドボタンが無い。ゲーム内でも使用する事は多いですし、ゲーム以外での使用では特に不便になっちゃいますよね。








結論
万人に対して問題無く扱える形状と高い基本性能、「マウスとしての実用性」というものを突き詰めていったモデルではないでしょうか。
ゲーミングマウスが欲しいけど何買えばいいかわからない、という方に対しての入門機として薦める事ができる1台だと思います。
性能の高さから他の層に対しても一度は試しておいて欲しいマウスですね。

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