2014年9月11日木曜日

ネルドリップコーヒー

コーヒーはその抽出技術が多種多様にあります。
ドリップ、サイフォン、プレス。
ざっくり分けても3種類ですし、それらから外れている方法もあります。
また、それら3種類も、器具の形状や素材の違い、手法の違い等が枝分かれのように分岐し列記することは出来ないほどに溢れています。

その中でも今回はネルドリップ。
布のフィルターで抽出する方法で、手間こそかかるものの、上質な抽出ができることで人気があります。
私は基本的に自分で淹れる際はペーパードリップなのですが、お店で飲むときはネルドリップ採用している所を好んでいます。

しかし自宅でもネルドリップのコーヒーが飲みたい。否、ネルドリップを超えたスーパーネルドリップ、あるいはその一杯でブゥさえも倒しうるスーパーネルドリップ3、いやその先の4があるんじゃないかという気持ちが日に日に募っていました。
単に仕事が忙しくてストレスが溜まっていたわけじゃありません。






そんな折、普段親しくしていただいている女性の家に訪れた際、痛みきって破棄したであろうブラジャーの存在が目に留まりました。
その時私に強い衝撃が走りました。


「この数年にわたって乳首を優しく保護したであろう布切れでコーヒーを淹れたらいいんじゃないか?」


と・・・・。
別に女性を下着を見て興奮していたわけではありません。

そうと決まれば善は急げ、すぐさまその家に常備されているドリッパーにブラジャーをセットしました。
多少大きさがオーバーしたものの、中々にドリッパーにフィットした形状に私は自身の内に神の存在を確信しました。

すぐにでも抽出したい所ですが、最高の一杯には最高の手間が必要です。
まずは、 入念な下ごしらえの為に、ペーパードリップした珈琲でネルを煮ます。これは糊やその他の汚れを除去すると共に、熱湯と珈琲の浸透にブラを慣れさせる為です。

ネルの下ごしらえも終わりました。その間にヤカンも滴下までできるよう注ぎ口をアルミホイルで手を加えました。ネルの下ごしらえをする前に何度もブラジャーの香りを嗅ぎました。つまり準備終了です。

あとはもう藤岡弘、さんを参考にして淹れて飲むだけだよねって思ったところでブラの持ち主様に見つかりました。
普通に暴行を加えられました。痛かったですが嫌いじゃなかったです。正直に言うと勃ちました。
でも腹が立ったので報復として、いつも便座に座ってしろと強制されている小トイレを立ってしてやりました。掃除もしたんですが。





なぜこの話をしたとかといいますと、
・皆さんにお酒以外の嗜好飲料の良さを一端でも知ってほしかった
・極端なマイノリティーは常にマジョリティから迫害を受けている
という二つの思いからです。

こういった両者の些細なすれ違いから争いが生まれ、戦争に発展し、涙に止まらず命までも落とす人がいる事を忘れてはいけません。
我々は意思ある動物です。選択することができます。だからこそ、競争ではなく共生の道を選んでいく必要があるのではないでしょうか?


綺麗にまとまった。

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